HJ 不浄なる暗黒の書発売記念コンベンション

もう随分久しぶりですが、HJのD&D3eコンベンションにいってみました。
目的は…悪属性PCってどんなんだろ?でした。
普段からアライメント論争で頭を痛めるこのゲーム、いっそアライメントという枷を外すとどうなるか?興味あるネタでした。


私はH卓のドワーフファイターでプレイ。
いや、単に「不浄なる暗黒の書」が読み足りなくて、追加設定、追加スペルのないキャラを選んだだけなのですが…。
マスターもプレイヤーも、DM経験豊富で私より年季の入っている人が多くて助かりました。
でも、ゲーム開始前の雑談中で、口挟みませんでしたけど…F.E.A.R.のゲームって本当にD&Dプレイヤーに嫌われてるんですねぇ。
アレはアレで好きなんですが。戦闘に特化しすぎ・普通の技能が少ない・結局戦闘は数回で、ラスボス倒して終わりというパターンゲー、とおっしゃってましたが…D&Dもあんまり変わらない、むしろこっちの方がアクチュアルシミュレーション的な要素が多い分、今上げた要素が強いように思っているのですが、間違いなんでしょうかね?


何はともあれ、この会話を聞いた時点で、今日考えていたネタ…ひぐらしキャラプレイを断念。
本当は「かぁいい〜☆ お持ち帰り☆」と叫びつつ子供かっさらうサイコさんとかやろうかとか思っていたのですが…やらなくてよかった、本当に。
やったらやったで面白かったかも知れませんが…引いただろうなぁ、きっと*1


卓でも話題になりましたが、プレロールドキャラの作りが多少甘く(技能とか特に)、ちょっと首を捻る作り方をしているところもあったのですが、みなさん慣れた感じで上手に修正。
余ったお金でマジックアイテムを購入。
私はドワーフの定番とも言える、ブーツ・オヴ・スプリンキング・アンド・ストライディングを泣く泣くあきらめ、武器防具を+1化したのですが、シナリオ中に全部手にはいるとは思わなかった…。ま、こんなこともあると嘆きつつ。


ゲームの感想は…いや、悪PCの方がもしかしてロールプレイしやすいのかも、と思うくらい、みなさんの煮えた悪台詞で笑えたのが印象的でした。
逆に私は、なんかお地蔵さんプレイっぽくなってしまったかも。
一番悪っぽくなかったなぁ。
もっと早く、三下小悪党的な立場を強調できればいろいろ出来たかも知れません。
ほかの方々は上手く立ち位置を確保していたので、それに追随できれば面白かったかしら、という後悔はあります。
まぁ、この辺りは機転が効くならともかく、私の頭の良さでは場数を踏まないとどうしようもないんですよね。
その辺りは反省材料でした。


ルール的な面は、一応簡単なキャラを選んだつもりだったのですが、結構頻繁に変わる命中ロール・ダメージロールに戸惑ったり、《強打》の使い加減が曖昧だったり、なんか途中からダメージダイスの振る種類を間違っていたり*2して、想像以上にグダグダ。ファイターの癖に撃墜数3、内2人はコモナーというガクリっぷり。
ウィザードの人の白兵攻撃の方が撃墜数多いってのはどうよ?
しかもメイドさん殺すハメになるし…メイドさんお持ち帰りはドワーフの義務かと。
…まぁそれはそれとして、みなさんはアニメイトデッドとか、腐敗呪文とかの普段絶対使わない系の呪文を喜んで使っていたのが印象的。
普段使わないものだから内容をよく把握しておらず、みんなでルールブック読みあさる場面も何度かありました。


悪属性PCのプレイって、なんか普段とやっていることは変わらないのに、そこかしこのフレイバーに悪スパイスが利いてて面白いです。
基本的に善勢力が強く、あんまりおおっぴらに悪いことが出来なかったのですが、例えば普段なら気絶させて捕らえる、みたいな選択肢が脅して斬り殺す、になるところとか、仲間内で表向き強調しつつ影口言い合ったり(あくまでキャラクターが、というところをわきまえているので、それも笑いのネタになる)、クレリックの人がひたすら時間かけて作ったスケルトン軍団が予想以上に活躍したり*3、そういったところが新鮮でした。


個人的にはブラックガードとかアサッシンやりたかったなぁ…無謀ですか?
何はともあれ非常に面白かったです。
時間無い中でも参加出来てよかった。
次はAMC…今から楽しみですね。

*1:ほかにもクレリックが作ったスケルトンたちに「可憐」「咲耶」…とか名前を付けようとしていた。やらなくてよかった、というか普通コンベンジョンでそんな痛いプレイはしません

*2:d10正当をd8で振っていた。ハーフリングの方に指摘されたのはシナリオ終了直前だったりして

*3:きっとターンアンデッドで全滅すると踏んでいた…。