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漫画版 ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編 / 鈴羅木かりん \599
昭和58年って家の電話に子機ってあったっけ?
前々から期待していた「ひぐらし」漫画版が出たので3冊一度に買ってみる。
連載ちゃんと追っているのは、番外編の「鬼曝し編」だけで、他は読んだり読まなかったりだったので、新鮮な読感です。
まぁ、帯や「ひぐらし」のココがスゴい、という解説がなんか鼻につく以外は、あとがき含めておおむね満足。
3冊ともそうなのですが、特にオリジナル展開があるわけでなく、忠実に本編のイメージが再現されているように見えるのが良かった。
最近の原作つきコミックは、割とあたりが多くてちょっとうれしい。
前半の部活シーンが削られててほっとする事しきり。
よく「ひぐらし」は、あの前半が単調だ、退屈だという感想を見かけるのですが、漫画版は(特に季刊連載の「鬼隠し編」は)そういった所が削られてて読みやすい。
私的に、あの「部活」が痛かったのもあるのですが。
この「鬼隠し編」は、やはりキモのあのシーンが良かったですね。
P161の3コマ目とかすごく好きです。
漫画版 ひぐらしのなく頃に 綿流し編 / 方條ゆとり \599
綿流し編は最初、絵柄がなんだか少女漫画的で、嫌いな絵柄ではないのですが、話のラストを思うとどうかしら、と思ったのですが。
とりあえず前半はすごくいい出来。3作の中で1番制服の造詣がいいように見えるのは、気のせいでしょうか。
その分2巻の展開が不安だったり。なんか推理もの読んでいるような感じ。
特にこの話ってば、最後がアレですからねぇ。
今月のガンガンWING読んでみたのですが、まだ話はようやく後半戦みたい。
ラストの畳み掛ける展開がどうなるのか見ものです。
漫画版 ひぐらしのなく頃に 祟殺し編 / 鈴木次郎 \599
実は私、「祟殺し編」はあんまり期待してなかったんですよね。
Gファンタジーはほとんど読んでなかったので、表紙の絵で不安になって、さらに元々の話が前半ちょっと好きじゃないのもあって。
でも読んでみると意外といけます。
たぶん頭身や絵柄が、他2作より原作っぽいのもあるんでしょうが、やや過剰気味な演出が意外に面白いです。
絵柄もカラーはあまり好きではなかったのですが、本編の絵はすごくかわいらしくていいです。
それでいてクラウドのいやらしさはこの方が一番上手くかけているような。
Gファンタジーも立ち読みしてみましたが、かなりいいところまで話が進んでます。
上で「祟殺し編」は前半が好きじゃない、とかいてますが、逆にこのあたりからは他の2編よりダントツに好きな展開なので注目度高し。
でも展開は他2作よりだいぶ遅れ気味なのが気になる。
2巻(完結)なんて書かなければ良かったのにねぇ。
本人コメントでも尺についてかかれてますが、できれば尺超えてでもこの演出・テンポでお願いしたいところ。
なんか漫画読んでたら本編やりたくなってきましたよ。
「目明し編」の冒頭で止まっているのでアレなのですが。
ダブルクロス コントラストサイド \2,100
おそらくダブルクロスは1プレイもする事はないのでしょうが…一応リプレイ好きだったので買い。
今回の味噌はFH側のPCができる、というところ。
D&Dで言うところの「Book of Vile Darkness」でEvilキャラプレイ、と一口にいえないところがポイントでしょうか。
シナリオフックの「春日恭二と仲間たち」は、こんなこと書かなくてもおそらくみんなやるから。間違いなく。