明日から仕事かと思うと陰鬱な気分。
プチ五月病か。


今年はコミケも完全に行けませんし、なんかただ暑いだけの夏って感じです。
ハァ、TRPGしたいですな。


終わりのクロニクル3中下を読み終わり。
面白かったです。
先延ばされていた伏線が、期待したほど意外な伏線でなかったり、いい加減えちぃ描写に飽きてきたとか、気になるところもあるんですがまぁよし。
ちゃんと全竜交渉は交渉っぽかったし。
相変わらず後半はバトルものな訳ですけど、正直敵ボスの打倒方はどうよ、と思わなくもない。


ここもそうですけど、全体的にオチ方が強引な気がしました。
逆に、ギャグテイストはどんどんエッジ増してきていて、勢いで突っ走っちゃってる…そういう作品と割り切ればおっけーです。
個人的にはこの作品って、四方八方に張りまくった伏線をどう収束させるかを期待していたんですが…次の4巻にこそ期待します。


d20火吹山の魔法使いも読み終わり。
前にピーキーなトラップが云々と書いた気がするのですが、非常に親切な感じ。
いや、マスター視点でしかシナリオを見ないからこんな事言えるのかも知れませんが、ごくごく数カ所を除けば、まぁ易しい部類じゃないかと。
1カ所デッドリーな所、2カ所ほど無駄な時間がかかりそうな(逆に言うと、いかにもゲームブック的な)所があるんですが、そこさえ何とかなれば1〜2セッションでクリアできそうです。


この、1シナリオを1セッションで終わらせられるか、が意外と重要に思うのですが、他の市販されているD&Dのシナリオってボリュームありすぎなんですよね。
コンベンジョンメインのセッションが中心、セッション自体数ヶ月に一度、となると、嫌が応にも次に続く、みたいなことは経験上避けたい。


前にNecromancer Gamesの「The Tomb of Abysthor」というダンジョンシナリオをやったんですが…
まず前回のメンツが集まれない。
つぎに前回までの流れなんて覚えていられない。
とどめにどこまで行っても終わりがないのでみんなダレる。
正直これは駄目だな、と。
キャンペーンをやるなら1話完結を死守しないとモチベーションを維持できないのですね、プレイヤーはもちろん、マスターも。
前回もシナリオ途中で切って、もう半年以上過ぎるんですが…続きやる気ある人いるかなぁ。



そういうわけでこのくらいの分量がギリギリ…これでも少し多いくらい。
いや、ゲーマーズフィールドのシナリオじゃないんですから、分量少ないと商品として成り立たないのは分かるんですけどね。
昔あったAEGの短冊形シナリオも結局終了しちゃったみたいだし、やっぱり商売としては厳しいんでしょうね、ボリューム薄いミニシナリオっていうのは。
英語力あればWotCのショートアドベンチャーとかたくさんあるんですけどね。
アレも微妙なんですよ…寒冷地帯とか海岸地帯限定とか、なかなか使うのが難しいのが多くて。
キャンペーンの場所をグレイホークのニロンド北部なんて内陸にしてるのが悪いって気もしますが。
やはりグレイホークでやるならグレイホークシティ周辺の方がモアベターなんでしょうな。


今は挑戦の書の方を読んでます。
実はこの本、英語版を1冊、イエサブの福袋で1冊、この日本語版で1冊、と無駄に3冊も持ってるんですよね…まだクラスブックとかなら複数持つ意味があるんですが、こんなの3冊あってもねぇ。
しかも本格的に読むのはこれが初めて。最低だ。
最初の方をちょろちょろ読んでますが、こういうのをシリーズで後何冊か出して欲しいですよね。
ミニシナリオ集一歩手前という感じですが、なまじ罠しか載ってないTraps & Treacheryよりも実践的です。
なんか某ウォーロックのミニコーナーにこんなのあった気もするんですが、気のせいでしょうか。
明日セッションだけどネタ考える暇がないときとかに便利でもあるよね。
ある意味Wilderness&Wasteland (Sword&Sroceryの野外ネタ本)とかの位置付けに近いかも。


次のBook of Veil Darknessが出るまでに、急いで読まないと…。