2004/1/11(Sun)Scarcrow / Wanderer(同人誌) 1/2

<経験点>なし
<報酬>指輪一個(未鑑定)
<話の概要>アイゼンブルクの王より、モールキャスト8号の修理が出来る魔法使いボビーに修理してきてほしいという依頼を(渋々)受け、北へ3日ほど進軍。
後半日程度でボビーの住む緑の塔へ着くところで、話に聞いてなかった案山子の村を発見する。
案山子達はリンゴの収穫を邪魔する巨大カラスに苦しまされていたが、片手間にそれらを追い払う一行。
カラス狩りを頼まれるが、それより先にボビーのところへ行きたい一行は、案山子達の創造主でもあることから道案内を頼むことに。
ボビーの塔はもう長く使われていなかったらしく、中はがらんどう。
塔の中を入念に探し、隠し部屋らしきイセリアル界への入り口を見つけ、そこに潜入する。
中の書斎で一応モールキャストの資料や、ボビーが調査しているスカーレット・ブラザーフットの資料を見つけるものの、結局本人は見つからず、途方に暮れるのでありました…。
シナリオ開始から5日経過。
<メモ>
正直大失敗。
主な失敗点は

  1. モンスターデータを見誤り、戦闘中にデータ入れ替えを行う羽目になったこと。
  2. プレイヤー間で衝突が発生し、セッション継続が困難になったこと
  3. DMがPLになにをしてほしいかの意図が明確にできなかったこと
  4. 相変わらず判定に齟齬があったこと

です。
モンスターデータを変えたのは、本来Challenge Rate5のClockwork Horrer:Goldを戦闘中に4のElectramへ変えたのですが。Goldの2Rに一回Lightning Bolt(6d6ダメージ)は、最初CR5としてはまぁ、アリかなと踏んでいたのですが、ファイター一人が今日は欠席で、パラディン一人に集中放火された結果、どうやってもPCが勝てない状況になってしまったのが駄目だった。
後で考えるに、この原因は
1,ゴーレムを作れるウィザードは少なくとも14レベルは超えているという事実が伝わりきれていなかった
2,5レベルウィザードが5d5ダメージ与えるFireballやLightning Boltを打てるということは、Resist Element(2レベル呪文;毎R12点まで5属性どれか一つを1分/LV防ぐ)やProtection from Elements(3レベル呪文;5属性どれか一つを1分間、12xLV点防ぐ)も考慮して、それを示唆するべきだったということなのではないかと。
個人的には防御呪文は自分も軽視していたので、かなり反省すべき点も多いのですが…これ踏まえた上でもCR5というのは考えにくいんだけどねぇ。
相変わらずCRだけでもの考えちゃ駄目ですな。


ロールプレイ云々はセッション中でも議論になったのですが、どうですかね?
俺がパラディンを甘く見てたのがよくなかったのかしら。
プレイヤーサイドからロールプレイ、という単語がでてきたのが少しショックだったのもあるんですが、うちのキャラは犯罪を犯した人間は即殺します、というのはちょっとびっくり。なんかロールプレイという言葉を免罪符に、自分の好き勝手やりたいんだけどどう?というニュアンスが感じられて怖くなった。
もしかして融通の利かない堅物と、倫理観的にフレキシブルな人との対比を遊びたいのか(FF9あたりにあった感じ?)と様子見たのもあって、いつのまにか議論で一時間以上潰すとは思ってなかった。
議論自体は大好きなんですけど、他の人も飽きてきてるし、正直参ったなぁ。
あれなら最初からWizardは死んでました、文献を漁って修理してください、としたほうが良かった。
そのあたり読めてなかった。


今回の件で、次回からのゲーム進行もかなり変わると思うと頭痛い。
少なくともみんなこのゲームに強い不快感を抱いたに違いないだろうし。
…なんかコンベとかの典型的な失敗例だよ。


判定に齟齬、っていうのは、いわゆる扉の罠のあたりなんですが。
アレは元ネタのゲームブックの影響でまくりなんですな。
ゲームブックはいきなり腕を掴まれた、で筋力判定からスタートなのですよ。
確かにサッと腕は引き抜けてもおかしくないわけで、筋力判定の前に反応セーヴはあるべきでした。
ダメージもでかいしねぇ。


次回は今回の続きの予定です。
もう少しわかりやすい・時間かからないゲームになるといいのですが。
<Result>
レイブンx2 CR2
クロックワーク・ホラー;ゴールドx2 CR5
Ring1つ